【新品状態に完全再生済】純正 日産 ステアリング S30 フェアレディZ ハコスカ C10 ケンメリ C110 ジャパン C210型 ハンドル


商品名
【新品状態に完全再生済】 純正 日産 ステアリング S30 フェアレディZ ハコスカ C10 ケンメリ C110 ジャパン C210型 ハンドル

★この度出品致しました品は、「S30 フェアレディーZ 純正ステアリング」を再生致しましたものですが、このステアリングは、ご存じのように、スカイライン、ブルーバードなど、往年の名車に広く用いられています。

【適合車種】を調べてみましたが、自己責任でお願い致します。
●フェアレディZ S30型 (昭和44年8月~昭和53年8月)
●フェアレディZ S130型 (昭和53年8月~昭和58年8月)
●スカイライン  ハコスカ・C10型 (昭和43年8月~昭和47年9月)
●スカイライン  ケンメリ・C110型 (昭和47年9月~昭和52年8月)
●スカイライン  ジャパン・C210型 (昭和52年8月~昭和56年8月)
●ローレル    ブタケツ・S130型 (昭和47年4月~昭和52年1月)
●ブルーバード  510型 (昭和42年8月~昭和47年12月)
●ブルーバード  610型 (昭和46年8月~昭和51年7月)
●バイオレット  710型 (昭和48年1月~昭和52年4月)
●サニー     B310型 (昭和52年11月~昭和58年7月)
★サニー B110型 B120型 B210型 は取付け出来ません。
※2本のキャンセラーピンは、9時-3時の水平になっています。
※一部の車両で、ウインカーキャンセラーが効かない場合がございますのでご了承ください。

【 木製・純正中古ステアリングを、オリジナルを超えるクオリティーで再生しました 】
● 当時物、日産純正木製ステアリングは、大きく分けて「海老茶タイプ」と「黄茶色タイプ」が存在します。
「海老茶タイプ」は、家具造りで行われるような着色による 、ステアリングとしては少し変わった工法で製作されていることが、美しく朱色を帯びた、深みのある独特な色合いから推察できます。

当方は、研究の末、「海老茶タイプ」の工場生産ラインがたどっていたと思われる塗装工程を推察し、中古ステアリングの塗膜をすべて剥ぎ取った下地の状態から、工場生産ラインがたどったと思われる塗装工程と同じ方法で塗装した結果、新車に装着されていた時と同じ、美しく朱色を帯びた「海老茶タイプ」のステアリングの色艶を再現することに成功致しました。
往年の名車の新品状態のステアリングの色艶を再現する為には色見本が必要ですが、当方は、新品状態の色艶を保ったS30Zの純正ステアリングを二本所有(海老茶タイプと黄茶色タイプ)していますので、その品をサンプル(色見本)として使用致しておりますので、新品状態の木製純正ステアリングを忠実に再現する事ができています。

これまで、往年の名車の木製ステアリングを忠実に再生する技法が存在せず、一千万円クラスのフルレストア車でも、古びた純正木製ステアリングが装着された状態で販売され、大きく商品価値を下げているのが現状です。
本品を装着いたしますと、丁寧にレストアされた車に不釣り合いなステアリングを装着する必要はなくなり、ステアリングまで完璧にレストアされた状態になります。
本品は、個人の方はもちろん、レストア車を製作されている業者の方や、中古車販売業の方にもお勧めいたします。

【塗膜をすべて剥ぎ取り、木地から根本的に改修しています】
コンタクトプレート等の全てのパーツを取り外し、塗装剥離剤により、木部、スポーク、全ての塗膜を剥ぎ取り、木痩せ(木目の凹凸)の研磨、スポークの防錆加工、コンタクトプレートの研磨を行い、究極の改修を目指ています。
塗膜を落とすと、木製ステアリングは、多くの木を張り合わせて造られていることが分かります。
継ぎ目や、色の悪い木目を消去し、奇麗な木目だけを浮かび上がらせる特殊技法(塗装法)が必要になります。
上写真は、剥離前の本品です。
塗膜を剥ぐと、茶色の地肌が現れます。
この、「海老茶タイプ」のステアリングは、家具と同様、透明着色塗料によって、木目を生かしながら朱色を帯びた海老茶色に色付けされ、木の継ぎ目を隠す工法により製作されていることがわかります。
後で御紹介致しております「黄茶色タイプ」は、着色をひかえた工法により製作されています。


【耐久性とメンテナンス性を考慮し、トップコートは「ソフト99 ボデーペン クリアー」を使用しています】
トップコートに、塗膜が丈夫とされている「ソフト99 2液ウレタン塗料」も検討致しましたが、「ソフト99 ボデーペン クリアー」との比較した時の専門家の実験結果で、次のような結果が出ています。

1.HB、2Hといった硬さの異なる鉛筆を用いての、ひっかき実験で、「ソフト99 2液ウレタン塗料」と「ソフト99 ボデーペン クリアー」の塗膜の硬さは同じだった。
2.新車に使用されている塗膜との比較実験で、以外にも「ソフト99 ボデーペン クリアー」の塗膜の方が硬い。
3.ガソリン、ブレーキオイルを塗布した場合、「ソフト99 ボデーペン クリアー」は溶けるが「ソフト99 2液ウレタン塗料」は溶けない。
ガソリン、ブレーキオイルに溶けない点では「ソフト99 2液ウレタン塗料」の方が優れていますが、「2液ウレタン塗料」の致命的欠点は、硬化後、どの塗料も受け付けない為、まったく補修ができないということです。
結果、新車に使用されている塗膜に比べても硬く、補修も可能な「ソフト99 ボデーペン クリアー」でトップコート致しましたので、末永く安心してご使用頂くことが出来ます。
幾度となく塗り重ね、「ソフト99 ボデーペン クリアー」スプレー缶、一本まるごと使用しています。


【新品状態の木部の色艶が確認できる当方所有のサンプルとの比較】
当方の改修は、単に新しくするのではなく、新車に装着されていたオリジナルの状態の色艶を再現することに努力しています。
天然素材である木製ステアリングには個体差がありますが、今回出品の素材となった中古ステアリングは、木目が大変美しく、当方所有のサンプルより遥かに美しく仕上がっています。
完成後、比較すると、当方所有のサンプルが古く見えてしまうのに驚きました。


【ボス周辺を滑らかに研磨しました】
S30Zのステアリングは、文字通り粗削りな面があり、ボス周辺はグラインダーでバリを取っただけでデコボコしていて、塗膜に多くの不純物も存在します(右写真)。
当方は、時間を掛け、ボス周辺を滑らかに研磨しましたので、高級ステアリングを訪仏させる大変美しい仕上がりになっています。(左写真)


【ステアリング外周部のクオリティーをアップしました】
S30Zのステアリングの外周は、摩耗ではなく、新車の時から着色の無い、塗の薄い仕様になっています。
本、改修品も、着色を行わないオリジナル同様の素材感を生かしつつも、光沢を増強し、高級感のある鏡面仕上げにしています。


【オリジナルを超えるクオリティーをご確認ください】


この度、改修致しました品は、大変程度が良く、グリスを落とすと、当方自慢のサンプルよりも綺麗なコンタクトプレートが現れました。
木目も細やかに流れていて、希に見る逸品です。